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日本人と犬

2011/02/23 Wed

今週は本業の学生をしています。
一日8時間、教室にかんづめで講義をきいて、ディスカッションをしています。

このセッションの講義内容は、『Evolution and Innovations in Dog-Human Partnerships(犬と人間の関係における進化と革新)』
オオカミがどのようにして人と出会い犬になり、地域ごとの文化や宗教とどのような関係にあり、そしてどのように人と生活してきたのか、という内容を勉強しています。

私は、国ごとの歴史や文化や生活様式の違いと、それに深くかかわる犬たちの行き方について、前々からとても興味があったので、この講義はとても楽しみにしていました。

もう、講義日程の半分が過ぎてしまったことがちょっと悲しいと思うほど、とてもいい授業です。


生徒の中でアジア人はもちろん私だけなので、授業中のディスカッションではどうしてもアジアとアメリカの文化の違いに焦点があたります。

今、私がつきあっている犬たちは、私と何をするにもどこに行くにも一緒で、私のベッドを占領して寝るような犬たちですが、私が初めて関わりを持った犬は、こんな生活とは正反対の犬でした。

私の実家は滋賀県のど田舎で、家で私が5歳のときに柴犬(ポロ)を飼いはじめたのですが、ドッグフードではなく私たちの残飯を毎日食べ、一日2回の15分程度の散歩以外は家の前の犬小屋につながれて、一度も家の中に入ることなく、10年間過ごした犬でした。
もちろん、訓練なんてしたこともなく、去勢さえしていませんでした。

022311-2.jpg
私とポロ

そんなことをアメリカの人たちにいうと、なんてかわいそうなんだと思われるのですが、その当時の私や私の家族はこの飼い方に何の疑問も持たず、それが犬の生き方なんだと考え、そして、彼が死んだ時はそれなりに悲しみました。
今も、実家に帰り近所をうろうろすると、ポロと同じような飼い方をされている犬たちはあちこちにいます。

現代では、日本でも家のなかで生活し、家族同然のように人と一緒に暮らしている犬たちはたくさんいます。
しかし、田舎では、未だに家の前で犬小屋につながれて、番犬として生活する犬たちがたくさんいるのも事実です。

022311-1.jpg

人は、どの飼い方が正しく、どの飼い方が間違っているのかということをよく議論したがりますが、私はそんなことは無意味だと思います。
なぜなら、犬の飼い方はその国の歴史や文化の象徴であり、歴史や文化に正しいも間違いもないからです。

ただ、多くの犬を飼っている人も、飼ってない人も、犬に関する正しい知識や認識が乏しいのは事実です。
もちろん、これは日本だけではありません。

犬のすばらしさをもっとたくさんの人に知ってもらい、たくさんの人と犬が幸せに暮らせる世界を作りたい。

それが、私たちが長い熱い議論の末に行きつく願いです。
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Author:HOKO
介助犬訓練士&インストラクター。
常に向上心をもち、Happy, Happier, Happiestをモットーに、仲間とレトリーバーたちと一緒に過ごしています。
2012年4月に8年間いたカリフォルニアを去り、ハワイで10ヶ月間を過ごし、現在はワシントン州に滞在中。

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